2017年11月25日
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縦横に交差する:地下鉄大時代


2005年9月3日、南京地下鉄1号線が正式に開通。2010年5月28日、南京地下鉄1号線の南延線、2号線、東延線が開通。その時の都市地下鉄の総距離は85キロメートルに達した。 2014年には、地下鉄3号線、1号線の西延過江線、4号線の江南行き、6号線の空港行き、12号線の5本の路線が開通し、総距離は約157キロメートルになる。未来、南京地下鉄新計画では、主な市街区域の地下鉄路線は17本にまで増え、その道のりは617.1キロメートルまで達する。その頃には、南京城は地上と地下の2つに分かれていることだろう。

東西南北に延び貫く地下鉄、すでに南京幹線の骨となっている。地下鉄の時刻表は、雨が降ろうと渋滞だろうと、精密に組み込まれている。地下鉄が延びるところに、生活空間はあるというものだ。

距離は距離ではなく、時間こそが距離である。仕事場と自宅の距離も、仕事と生活の空間の切り替えも必要ない。迈皐橋で仕事をし、油坊橋で雪だるまを積む。百家湖に住み、数分で新街口に到着することができ、孫中山先生の銅像と写真を撮る。南大仙林校区の学生も公共交通で込み合うことなく、南京大学本部へと急ぎ、シンボル的な北大楼を見るか、あるいは中国最高の珍珠泉公園のジェット・コースターを体験してみるか……

●油坊橋駅
この駅は現在、蓮花新市街団地の専用の特権駅であり、出口周辺にはぽつんとひとつ団地がある。

●雨潤大通り駅 
この駅の現在利用者の多くはおそらく雨潤グループの従業員である。2号線開通後、雨潤大通り駅の徒歩5分の場所で雨潤グループにたどり着くことができるようになった。

●元通駅 
河西は未来の南京の中心地で、中央公園は河西の中心地である。地下鉄元通駅は河西地区の唯一の乗り換え地点であり、よって、きっとここは未来の南京の中心区となるだろう。

●オリンピックセンター東駅
この駅を出ると、一方はオリンピックセンターで、もう一方は河西地区のシンボル“双子塔”、この二つのビルには、多くの市直属機関が集まり、“ワンストップサービス”を享受している。

●興隆大通り駅
河西地区の、現在および未来に行う商業戦は、“中華の第1オフィス街”と呼ばれる新街口よりもひどく激しいものになるだろう。

●集慶扉駅 
新しい家庭を築く夫婦はこの駅を外すことはできない。茂亜百貨店、蘇寧電器、蘇果スーパー、万達プラザ、金陵国際家具など、すべて大型専門市場で、暖かい家庭も余裕綽々とするだろう。

●雲錦道駅 
毎年12月13日、南京上空全体に防空警報の音が鳴り響くこの日、中国を侵略する日本軍による南京大虐殺の遇難同胞記念館の中も外も人波でごった返す。皆が追想し、弔いをする。地下鉄の開通によって、きっともっと多くの人がここに来るだろう。

●莫愁湖駅 
美しい莫愁湖があるほかに、この季節はここに特殊な人びとが集まってくる――食い意地がはっている猫である。地下鉄の対面には星湖ホテルがあり、ホテルはさほど大きくないが、以前からここのザリガニは有名で、そのザリガニ以外にも、避風塘の夜食と金陵肉まんも有名である。

●漢中門駅 
もしも周囲で“ほこりが舞う”、“ゴロゴロとした雑音”の現象があるならば、夏の夜に2号線に乗って涼みに出かけるといい。漢中門駅で下車し、駅を出と大きい広場があり、ツタに覆われた漢西門、広場にはネオンが優しく光り、城門内には涼しい風が吹いている。

●上海路駅 
地下鉄上海路駅ができてからは、120番で救急車を呼ぶ人が大幅に減少した。この駅には3つも大きな病院が立ち並ぶ。省中医院、口腔医院、市婦人小児医院である。総合的なもの、専門的なもの、漢方医、西洋医、すべてそろっていて、まるで自分の家の前に病院ができたようである。

●新街口駅 
地下鉄の1号線と2号線が十字に交差する新街口。北京や上海、広州などの都市地下鉄の乗り換え駅と比較しても、南京の新街口は最も便利で、必要最低限の乗り換えがほかの都市ほど遠回りでない駅といえる。

●大行宮駅 
大行宮駅で降りれば、新しい南京日帰り旅行のラインが出来上がる。古い名所では総統府、梅園新村、中央ホテルがあり、新しい名所では南京図書館、江寧織造府がある。商業施設が集結した太平南路商店街と1912地区もある。

●西安門駅 
この駅の近くには軍区総院という実力派医療機関と東駿海鮮という特色あるレストランがある。

●明故宮駅 
駅を出ると、広場で子供と凧揚げをしたり、林の中で愛する夫とワルツを踊ったりすることができる。それらを思う存分楽しんだ後に、再び前を向けば、南京博物院の文化物を堪能できる。

●苜蓿園駅 
この駅は地方からの観光客たちにとっては重要な駅の一つで、この駅の外には鐘山景観特区に向かうバス停がある。南京人にとって、この駅はある一種の境界点である。この駅から先へ行けば普段の生活に奔走する地区があり、また、気持ちを落ち着かせてこの駅を出れば、そこには梅花谷景観特区が広がる。

●下馬坊駅 
下馬坊駅、この駅のそばの君臨紫金別荘区を見ると、たとえ成金であったとしても、お金が足りないと感ることだろう。

●金馬路駅 
運転しながら金馬路駅を探すのは難しく、金馬路の上にある陸橋から下を眺めても、二本の地下鉄の天井のみしか見ることができないのだ。

●仙鶴門駅 
南師範大学の学生は言う。“この駅を見ると、乾流ドラマあるいは台湾のスターが出てくるドラマを思い出す。ここはきっと大学生の恋人たちの別れの地なのだ。”ここの周囲は静寂としていて、また仙林地区の堅固な関所でもある。

●学則路駅
この駅は地下鉄2号線の仙林商業核心区の最寄駅で、そばには亜東地鉄商店街があり、大学生たちのたまり場のようになっている、また、付近の大学の卒業生たちが自主的に創業した店も多い。

●仙林中心駅 
この駅の出口は金鷹にあるが、家が一軒もなく人気もない場所ともいえる。学校にもそれほど近くも無く、一番近い南京財経大学へは徒歩で20分はかかる。 

●羊山公園駅 
この駅から仙林外学校へは遠くなく、周辺には広い仙林大通りのほかに、緑の小山の風景が広がっている。

●南大仙林校区駅 
この駅は南京大学の教師と学生専用駅のようなもので、そのために乗客の流れのピークがはっきりとしている。朝のピークは市街区から南京大学方面、晩のピークは南京大学から市街区方面である。

●経天道駅 
付近に大きな建物が建設される予定である。それは南京液晶谷という建物で、それが完成したらこの2号線は一本の“通勤線”となるだろう。また、経天道駅を東へ数キロメートル行くと、宝華山の麓に着く。